【プロ庭師おすすめの芽切鋏11選】剪定鋏との違いや正しい使い方、研ぎ方を解説

園芸やガーデニングを楽しむ方にとって、庭木用のハサミは必要不可欠な道具の1つです。しかし、その種類は様々あるため、何を選べばいいのか悩んでしまう方も少なくありません。

本記事では、プロの庭師が自信をもっておすすめする芽切鋏を厳選して、11種類紹介します。そもそも「芽切鋏」とはどのようなものなのか、剪定鋏との違いや使い方・正しい選び方まで詳しくみていきましょう。

園芸やガーデニングを今まさに楽しんでいる方はもちろん、これからお庭で始めようと準備している方、園芸やガーデニングに興味がありやってみたいと考えている方必見の内容となっているため、ぜひ最後までご覧ください。

目次

芽切鋏とは

芽切鋏(めきりはさみ)とは、庭木用鋏の1つで、小さく柔らかな草や木の芽を選定するための道具です。ハサミには様々な種類がありますが、その中でも芽切鋏は軽く小柄なタイプが多くあります。

植木鉢よりもサイズが小さく、狭い枝や葉の間なども剪定がしやすいように刃は薄くなっており、幅も狭いのが特徴です。マツや盆栽の剪定などにも用いられており、果樹や野菜の収穫にも使いやすいタイプのハサミになります。

種類によっては非常にコンパクトで手軽に活用することができるため、女性の方や高齢の方におすすめです。同じ芽切鋏でも、デザイン・サイズなどは様々あり、活用シーンや使い勝手により適したものを選ぶ必要があります。

剪定鋏との違い

ガーデニングをする際、芽切鋏と同じように欠かせないアイテムとなるのが「剪定鋏」です。しかし、この2つは混同しがちで、何がどう違うのかあまり分からないと悩んでしまう方も少なくありません。

下記表はそれぞれの主な特徴となります。しかし、全てのハサミが必ずこうした違いがあるわけではありません。中には、芽切鋏のように直線的な刃かつ剪定鋏のような片刃というタイプもあります。

このような形のハサミは、芽切鋏と剪定鋏のように使い方にはっきりとした違いはなく、芽切鋏と剪定鋏のちょうど中間くらいの用途に適しています。まずはそれぞれの違いを正しく把握し、正しい活用シーンを理解しておきましょう。

芽切鋏細い茎や葉を細かく繊細に切れる
直線的な両刃
うすい刃
使用するのは主に刃の先端部分
剪定鋏太い枝(2cm)を切れる
曲線的な片刃
厚い刃
使用するのは主に刃の中間部分

上記のように、芽切鋏と剪定鋏は刃の形状・使用する箇所など、大きな違いが数多くあります。その中でも特に異なるのが使用する目的です。芽切鋏は細い茎・葉を繊細に切るために使用し、剪定鋏は枝を切るために用います。

芽切鋏は刃がうすく、両刃のはさみで直線的な刃のため、仮に剪定鋏のような使い方をすると刃こぼれしてしまうため、注意しなければいけません。細い茎や葉など、繊細な作業をする際に活用してください。

一方剪定鋏は片刃のハサミで、もう片方は受け刃になっているため滑らずに枝が切れます。さらに、刃が厚く曲線的な形になっているので2cmほどの枝であれば女性でも簡単に切れるのが特徴です。

芽切鋏の正しい使い方

前述したように、芽切鋏は茎や葉など、細かな部分を繊細に切る際に活用します。実際、どのように使うのか、その正しい方法について詳しくみていきましょう。

【芽切鋏の正しい使い方の手順】
1.まず使用前にカギを外し、刃かけやネジに緩みがないかチェックする
2.カギを柄の内側に入れる
3.切刃を上にして柄を持つ
4.切る茎や葉に対し、斜めにハサミを入れて切る(切断能力:直径10mmまで)
5.使用しないときには必ず専用ケースに収納する
6.使用後は、乾いた布で刃に付着した樹液や水分をキレイにふき取る
7.湿気やほこりがない場所に保管する

使用しないときは柄の部分をカギで閉じておきましょう。また、使用する際には必ず作業用手袋を装着するようにしてください。芽切鋏の刃は非常に鋭くなっているため、扱いには注意が必要です。

芽切鋏の刃はそれぞれの大きさが異なっており、大きい方が「切刃」、小さい方が「受け刃」になります。また、新しい芽切鋏は刃が馴染むまで無理に使用しないようにしましょう。

使用の際には、生木を半掛りで切ったり、切っている最中に横にこじらないようにしてください。乾いた布で汚れを拭きとった後は、布に椿油などを含ませて刃の部分に塗ります。

芽切鋏の研ぎ方

芽切鋏の切れ味を継続させるためには、しっかりとお手入れすることが大切です。劣化させず長く愛用するためにも、芽切鋏の正しい研ぎ方を知っておきましょう。手順は下記の通りです。

【芽切鋏の研ぎ方】
1.「荒研ぎ」「中研ぎ」「仕上げ研ぎ」「面直し砥石」の4種類の砥石を用意する
2.使用前に、表面から泡が出なくなるまで砥石を水に浸す
3.「面直し砥石」を使い砥石の表面を平らにする
4.「荒砥ぎ」→「中研ぎ」→「仕上げ研ぎ」の順番に刃を研ぐ
5.「仕上げ砥石」を使用してカエリバリ(ひっかかり)をとる

芽切鋏の研ぐ部分は「切刃」の部分です。全体を一気に研ぐのではなく、ブロックを1から4つに分けて順番に研ぐようにしましょう。1から4と研いでいく際には、ハサミの角度を徐々に寝かせてください。角度を変えないと刃の丸みがなくなります。

刃元部分は鈍角に、刃先にいくにつれ鋭角にしていきましょう。ブロックごとに行い、全体が研げているか確認します。裏側から刃を触るとカエリバリができているため、「仕上げ砥石」を使い撫でるように研いでカエリバリを取ってください。

「ブロックごとに研ぐ」→「カエリバリをとる」を荒研ぎと中研ぎの両方で行いましょう。研ぐ際には、カエリバリが出るまでよく研ぎます。刃裏を研いでしまうと切れ味が悪くなるため注意するようにしてください。

芽切鋏はどんな基準で選べばいい?

一言で「芽切鋏」といっても、その種類は数多くあり、使う目的や重視するポイントによって選ぶべき適切なアイテムはそれぞれ変わります。

「価格が安いから」「見た目がおしゃれだから」など、安易に決めてしまうと思うような作業ができず、後悔してしまうことも少なくありません。芽切鋏はどう選べばいいのか、何を基準にすべきかをここで詳しくみていきましょう。

【芽切鋏を選ぶ際に基準となる3つのポイント】
用途で選ぶ
素材で選ぶ
重量で選ぶ

用途で選ぶ

芽切鋏をどのような場面で使うのか、まずは用途を明確にしておきましょう。それにより、どのような種類を選ぶべきかが大きく異なります。

例えば、家庭菜園で育てた野菜や果物の収穫に使用したい場合には「剪定型芽切鋏」、庭木の太い枝を切りたい場合は「片刃芽切鋏」、茎や葉を整えるなど細かく繊細な作業をしたい場合は「両刃芽切鋏」が最適です。

それぞれの芽切鋏はどのような特徴があり何が違うのか、それぞれを下記で詳しくみていきましょう。

野菜や果物の収穫に適した「剪定型芽切鋏」

2枚の刃それぞれの形が異なり、野菜の収穫や摘み花といった果樹の枝切りに適したタイプです。刃の形状が違うのが特徴ですが、幅は細くやや厚みがあるため、細かく繊細な作業にピッタリのハサミになります。

少し太めの枝などであれば問題なく使用可能ですが、刃はそこまでの厚みがないため、太い枝に対する作業には向きません。剪定のためのハサミではなく、あくまでも細かな作業を行うためのアイテムであると認識しておきましょう。

太い枝が切りやすい「片刃芽切鋏」

剪定からガーデニングまで幅広く使用できる片刃芽切鋏は、両刃芽切鋏と剪定鋏の中間くらいに位置しており、芽摘みから太めの枝の剪定まで可能で、「万能な芽切鋏」といっても過言ではありません。

片刃は刃がブレードの片面についており、一方だけが動くことで枝を押し切る仕組みです。カットする際に固定可能なため、枝がねじれてしまうのを最小限に抑えら、両刃よりも太い枝に適したタイプになります。

細かな作業に適した「両刃芽切鋏」

両刃とは、ハサミのブレードのどちらにも刃が付いているタイプです。この形は切断面が美しいのが特徴で、皮などを切り遺してしまうことがほぼありません。

細身の形で手軽なものとなっているため、小枝の間引きにも適しているタイプです。盆栽など、見た目を重視するような剪定をする際には、両刃を選ぶことで整えやすく、断面も美しい切り口になります

素材で選ぶ

芽切鋏には素材の違いもあります。耐久性はもちろん、使い勝手や手入れのやりやすさなど、素材ごとにメリットとなる部分やデメリットとして気を付けるべき点があるため、それぞれの特徴を正しく把握することが大切です。

素材は主に2つの種類に分類され、手入れが楽で気軽に使えるタイプのステンレスか、持ちがよく切れ味が鋭い本格的な鋼製になります。下記でそれぞれの違いをみていきましょう。

お手入れが楽な「ステンレス製」

手入れがしやすくさびにくいのがステンレス製の芽切鋏です。「切れ味が悪い」「安っぽく使い勝手がよくない」といったイメージが残っているステンレス製ですが、現在のステンレス製のハサミはこのような心配はありません。

強度やしなやかさは非常にバランスが取れたものとなっており、使用頻度が少なく園芸用で探している方にはぴったりのタイプといえます。

芽切鋏は、定期的なケアをすることで切れ味が持続されますが、ケアを怠ってしまうとすぐ劣化してしまいます。しかし、ステンレス製の場合は多少ケアを怠ってもある程度の切れ味は持続されるため、初心者でも手軽に扱えるのがポイントです。

長持ちで切れ味が鋭い「鋼製」

最も耐久性に優れているのが鋼製の芽切鋏です。全身鋳造となっているため、素晴らしい切れ味はもちろんのこと、研直しや歪取りといった必要なメンテナンスは、先に紹介したステンレス製よりしやすくなっています。

定期的に芽切狭を使用して盆栽や庭木の剪定を行いたいという方は、プロ仕様の鋼製を検討してみてください。長く愛用でき、使えば使うほど自分の手に馴染んで愛着もわいてきます。

重量で選ぶ

ガーデニングを始めようとしている女性の方、お庭いじりが趣味の高齢者の方におすすめなのが、軽くて使いやすい重量の芽切鋏です。握力や筋力が弱い方は、軽量タイプを選んでください。

手に収まるくらいのサイズで、無理に手のひらを広げる必要もないため使いやすく、さらにバネの力が弱めのものを選ぶことで手を疲れさせることなく手入れが可能になります。

鋼製はどうしても重量が重くなってしまいがいですが、ステンレス製の場合は軽量設計タイプも少なくないため、手首の疲れも感じにくく、初めての剪定でも扱いやすいハサミです。

プロの庭師がおすすめ!芽切鋏11選

芽切鋏は種類が多く、適したアイテムを活用させるためには用途や素材、重量に合わせて選ばなければいけないといった点を紹介しました。

ここで、プロの庭師が本気でオススメする芽切鋏を10選紹介します。どのようなシーンで活用したいのか、誰が使用するか、何を重視すべきかを明確にし、最も適した芽切鋏を見極めましょう。

【プロの庭師がおすすめする芽切鋏11選】
チカマサ ステンレス 芽切鋏
チカマサ ステンレス 芽切鋏
ニシガキ 芽切鋏 プロ200
SUWADA 剪定芽切鋏
岡恒 芽切鋏
CHIKAMASA 本職園芸用 ステンレス芽切・摘花鋏
GARDEN FRIEND S-3 200mm
キンボシ クローム回転式 芝生鋏
園芸用木柄ステンレス芽切鋏
Rich Reach 園芸用 芽切り鋏
吾妻川 芽切鋏 片刃 200mm
高儀 TAKAGI 日本刃付け 芽切鋏

チカマサ ステンレス 芽切鋏

材質プラスチック
ブレードの材質ステンレス鋼
寸法(長さ×幅×高さ:全長)24.8cm×7.2cm×2.3cm:185mm
重量105g
ブランド近正(CHIKAMASA)

刃は高級ステンレス刃物鋼、柄は鋼板製・プラスチックコーティングが施されているチカマサの芽切鋏です。ステンレス製なのでさびにくく、お手入れも簡単なのが特徴です。

滑り止めグリップが付いているので、初心者でまだ扱いに慣れていない方にもおすすめのアイテムといえます。「ステンレス製の刃は鋼に比べ切れ味が劣ってしまう」と考える方も少なくありませんが、そんな心配も必要ありません。

花ガラ摘み、枝抜き、出開きの処置、摘蕾といったバラの日常的なお手入れをする際にも使いやすく、硬くて丈夫で刃こぼれもほとんどありません。砥石を使用して正しく研げば切れ味も持続します。

ニシガキ 芽切鋏 プロ200

材質高級刃物鋼
ブレードの材質アルミニウム
寸法(長さ×幅×高さ:全長)26.8cm×7.7cm×2.5cm:200mm
重量140g
ブランドニシガキ工業

軽くて丈夫なニシガキ工業の芽切鋏です。本職にプロが望む要求をすべて満たしたといっても過言ではないアイテムで、芽切りや小枝切り用に最も適したタイプといえます。

ヤニ・さびに強いハードクロムメッキを採用した刃で、汚れも落としやすく表面強度も申し分ありません。ハンドル部分は軽量アルミハンドルとなっており、滑り止め加工だけではなくzs津妙な重量バランスも魅力の1つで、使い心地抜群です。

少し硬めの枝でも問題なく切れるので、幅広い用途に活用可能なアイテムになります。鋭い切れ味をきれいな切り口を求めている方に特におすすめのアイテムです。

SUWADA 剪定芽切鋏

スタイルインダストリアル
ブレードの材質炭素鋼
寸法(長さ×幅×高さ:全長)19.5cm×5cm×2cm:200mm
重量165g
ブランドSUWADA

世界的なガーデナーも愛用するほどの逸品で、日本の職人が一本一本手仕上げで作り上げた剪定鋏です。シャープでスタイリッシュな見た目も大きな魅力となっており、扱いやすさがポイントになります。

刃の幅がストレートで細く、花・盆栽・観葉植物などの剪定に適したタイプです。鍛造で作る鋼の芽切鋏は、高温に熱して叩くことで金属組織が微細化して結合を強くなって強靭さが増します。

SUWADAの芽切鋏は、園芸が盛んな英国における世界的なガーデンショーにおいても使いやすさや切れ味の良さが評価されています。目には見えない品質にこだわったプロも納得のアイテムです。

岡恒 芽切鋏

材質炭素鋼
ブレードの材質合金鋼
寸法(長さ×幅×高さ)19cm×5cm×2.4cm
重量110g
ブランド岡恒(Okatsune)

野菜の収穫や草花のお手入れに適した芽切鋏となっており、最高級刃物鋼によって刃持ちと切れ味が発揮されます。作業性が抜群のバネが付いているため扱いやすく、スムーズな剪定作業が実現可能です。

何度も活用して手に馴染んでくると、より使い勝手が良くなり切れ味の良さもますます実感できます。手が小さい女性や握力が低い高齢者の方でも、難なく活用できるのもポイントです。

グリップがきいているので握りやすさもあります。切れ味だけではなくきれいな切り口も魅力の1つで、丈夫かつ優れた耐久性は「さすが岡恒」といえるアイテムです。

CHIKAMASA 本職園芸用 ステンレス芽切・摘花鋏

材質鋼板製
ブレードの材質ステンレス鋼
寸法(長さ×幅×高さ)24.9cm×7.2cm×2.3cm
重量136g
ブランド近正(CHIKAMASA)

庭木の芽切り・盆栽や摘果・摘花・収穫に限らず、革・ゴム・アルミ缶や銅線などに使用できるアイテムになります。刃の側面が丸みを帯びているので、トマトなどのやわらかいものを収穫する際に、傷つける心配がありません。

さびにくいステンレス刃なので、日々のお手入れも簡単です。力を入れずに軽く切ることができるため、女性や高齢の方にも扱いやすいのが多きといえます。家族で使用する鋏としてもおすすめです。

細い先端部分は繊細で込み入ったカ所の作業に適しており、さらに8mm程度の枝であればスパッと気持ち良く切れるのも特徴です。初めての芽切り鋏を探している方におすすめといえます。

GARDEN FRIEND S-3 200mm

材質スチール製
ブレードの材質ステンレス鋼
寸法(長さ×幅×高さ:全長)25.2cm×7.4cm×2.2cm
重量240g
ブランド近与(KONYO)

シルバーカラーが重厚感と高級感を演出する芽切鋏です。錆に強いステンレス製のため手入れも簡単で、軽くて扱いやすく、連続した作業でも手が疲れにくいのが特徴になります。

ものづくりの街として知られる新潟県三条市の匠が作り上げた逸品で、切れ味の良さは折り紙付きです。開き防止部分は持ち手をステンレス線で引っ張るだけの簡単な構造となっており、ストッパーのバネが強すぎて怪我してしまう心配もありません。

持っていて気分が良い質感が魅力で、完成度の高さはトップクラスです。オールステンレスでも持ちやすさと軽さがあり、手にフィットしやすいのもポイントといえます。

キンボシ クローム回転式 芝生鋏

材質クロームメッキ加工
ブレードの材質金属
寸法(長さ×幅×高さ:全長)36.4cm×15cm×4.2cm
重量430g
ブランドキンボシ(Kinboshi)

クロームメッキ加工が施されているためさびに強く、軽い切れ味が長く続くアイテムです。作業に合わせて角度の調整が可能となっており、0度・45度・90度の3段階を選べます。

「水平にバランスよく刈りたい」「角度をつけて斜めに刈る」「余分な部分を垂直に刈りたい」など、用途や仕上がりに合わせて活用してみてください。

多少の握力が必要な芽切鋏になりますが、抜群の切れ味と簡単なお手入れで継続して使いう続けられるため、ちょっとした作業時には大活躍する事間違いなしです。

園芸用木柄ステンレス芽切鋏

材質天然木
ブレードの材質ステンレス鋼
寸法(刃渡り:全長)43mm:193mm
重量78g
ブランド(株)コジマ

78gと圧倒的な軽量タイプの芽切鋏です。盆栽の枝切り・果樹や園芸の芽切りに適しており、女性や高齢の方でも手軽に活用できるアイテムといえます。

柄は木製なのでフィット感が強く、長く使えば使うほど馴染みやすいのもポイントです。とにかくシンプルに、「芽切りのためのハサミが欲しい」という方に特におすすめとなります。

軽量に加え価格も手ごろで、「芽切鋏は初めて買うけれど何が良いか分からない」という方は、まずはお試し感覚で試してみてはいかがでしょうか。

Rich Reach 園芸用 芽切り鋏

スタイルインダストリアル
ブレードの材質炭素鋼
寸法(長さ×幅×高さ)24.4cm×7.7cm×2.2cm
重量130g
ブランドRich Reach

高級炭素鋼を使用し、抜群の切れ味を実現したRich Reachの芽切鋏は耐久性にも優れており、長く使用してもその切れ味が落ちる心配はありません。さらに刃には汚れに強いテフロンを採用し、手入れも簡単にできます。

重量バランスも絶妙で、女性の方や高齢の方も難なく扱えるのも大きなポイントです。茎や葉のカット・盆栽の剪定・野菜や果物の収穫の際に活用できるのはもちろんのこと、DIYツールとしても人気を集めています。

刃下部には安全ブレーキが装備されているため、使用しない際には簡単にロックできて傷を防止してくれるのも魅力の1つです。軽さ・使いやすさ・持ちやすさの全てが揃った芽切鋏といえます。

吾妻川 芽切鋏 片刃 200mm

スタイルインダストリアル
ブレードの材質合金鋼
寸法(長さ×幅×高さ)22cm×6cm×3cm
重量245g
ブランド吾妻川

吾妻川の合金鋼仕様の芽切鋏です。茎や葉の手入れや盆栽の剪定など、細かく繊細な作業に適しており、抜群の切れ味だけではなくきれいな切り口や切りやすさに定評があります。

持ちやすさと手に馴染みやすいフィット感が魅力で、長時間の作業も苦になりません。軽量タイプなので女性や高齢の方でも手軽に使えるのもポイントの1つです。

手入れも簡単でさびにも強く、長く愛用できること間違いなしの逸品となっています。ブラックカラーが高級感を演出し、プロも納得の芽切鋏です。

高儀 TAKAGI 日本刃付け 芽切鋏

材質台湾製SK85
ブレードの材質炭素工具鋼
寸法(長さ×幅×高さ)19mm×50mm×190mm
重量98g
ブランド髙儀(Takagi)

果樹や野菜の収穫・摘果作業・園芸作業全般にぴったりの芽切鋏です。手に優しいソフトグリップ仕様で、長時間の作業でも手が疲れにくく女性や高齢の方も扱いやすいのがポイントとなります。

便利で安心の安全ストッパーもついているため、傷や怪我の心配もありません。刃研ぎ職人による日本刃付けで確かな品質です。98gという軽さも、使いやすさをさらに高めてくれます。

仕上げ加工はものづくりの街「新潟県三条市」で行われており、気持ちのいい切れ味ときれいな切り口が魅力です。初心者の方はもちろん、プロにも満足できるアイテムといえます。

まとめ:作業環境に合わせた芽切鋏を選んでみよう

芽切鋏は種類が豊富にあり、形・ブレードの素材・大きさ・重量など、それぞれ異なる特徴があります。まずは何のために芽切鋏を活用したいのか、どのようなアイテムを求めているのかを明確にしましょう。

目的に沿わない芽切鋏では、納得の仕上がりができず園芸やガーデニングを心から楽しめなくなってしまいます。本記事では、芽切鋏の扱い方から選び方まで、参考にすべき情報を多くご紹介しました。

また、プロ庭師がおすすめする芽切鋏11選もお伝えしています。それぞれどのようなタイプのアイテムなのかをよく比較し、気になるものがあれば実際に使用し、その違いを体験してみてください。

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