植木屋の庭木・植木の伐採費用の相場や内訳を徹底解説!料金を安く抑えるポイント【撤去・処分費用に注意】
2020/08/29
庭木を伐採したいと思っているけど、どのくらいの費用が必要か分からないからと先延ばしにしてしまってはいませんか?
庭木の伐採には段階があり、それによって費用も異なります。今回は庭木の伐採費用を紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事を読んで、「植木・庭木の伐採費用」に悩まれた方は、お庭手入れのプロである、庭革命に依頼してみてはいかがでしょうか?
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目次
植木・庭木の伐採費用の相場・単価は?
庭木の伐採料金は木の高さ・木の直径・周辺環境によってさまざま。広い土地で植木の撤去の邪魔となる建物などがない場合は、伐採の難易度も下がるので伐採費用の単価も低めに設定。
しかし、現実的には自宅の敷地では好条件がそろうことは少なく、いかに建物を傷つけず安全に作業をできるかどうかが重要となってきます。伐採費用の相場を知っておくことで、大体の目安がつけられますよ。
植木の撤去費用:伐根・整地する場合は追加の費用が掛かる
植木の伐採費用はどこまで作業を行うかでも変わってきます。
木の伐採をした場所に建物を建てたい場合は、木を抜く費用と処分費用が追加で必要になります。そして、庭木の抜根には重機を使用しなければならない場合が多く、抜根費用は高めになっていますよ。
植木撤去費用を調べる場合は伐採・抜根の費用がどこまで含まれているかを確認しておく必要がありますね。
伐採した幹や伐根した根の回収・処分費用の相場
事業者に依頼した場合、伐採・伐根作業で出た幹や根の処分費用は、作業料金に含まれている業者もあれば、別料金という業者もあります。だいたいの相場を知っておきましょう。見積もりが妥当か判断できます。
伐採した木の処分料金の相場は、木の高さによって変動します。
- ~3m:3,000円~5,000円
- ~5m:8,000円~10,000円
- 5m~:12,000円~15,000円
伐根後の根の処分料金の相場は、幹の太さで決まります。
- 幹回り30cm未満:10,000~18,000円ほど
- 幹回り30~50cm:20,000~33,000円ほど
- 幹回り50~80cm:30,000~60,000円ほど
- 幹回り80cm~:40,000~95,000円ほど
伐採料金の目安・計算方法を知っておくことで妥当な業者を選べる
樹木の伐採単価は業者によって大きく異なります。立木の伐採費用として金額が表示されていたとしても、相場を知らなければそれが高いのか安いのか分かりませんよね。特に大木・高木伐採の場合は、費用も高くなりがちということを覚えておきましょう。
ここからは庭の木の伐採費用の目安を紹介していきます。知識を身につけておけば悪徳業者に引っかかることもありません。木を切るための費用が気になる人はチェックしてみてくださいね。
①伐採する木の高さや太さで料金が変わる
伐採の単価は伐採する木の高さや太さによって変わってきます。木の太さは木の直径で表されていて、その直径が分かれば大体の木の高さが分かるのです。測定する位置は地面から1、2メートルの高さと定められていますよ。
大木になるほど伐採費用は高くなる傾向にあり、1メートル以下の低木で3,000円~、3メートル以下の中木で10,000円~、となっています。3.5m以上の高木となると難易度が高くなるため、価格は20,000円を超えてきます。
②重機の使用と料金の目安
木を伐採する方法は人力で行うか重機を使用するかの2択です。小規模な伐採であれば小回りの利く人力作業がおすすめですが、大規模な伐採作業となるとそうはいきません。
木が大きくなるほど重量も増してくるので、人力での作業が難しくなってきます。
伐採で使用される重機はクレーン車とユンボが一般的。クレーンは木を釣り上げるのに使用して、ユンボは抜根の際に使用されます。重機を使用するためには国家資格がいるためその分、作業費用も高くなってしまうのです。
③植木の伐採の値段・価格は本数によっても変わる
植木屋の伐採費用は、木の本数によっても変わってきます。庭木の伐採であれば数本単位の依頼となると思いますが、山林などの伐採となると本数も多くなることでしょう。
基本的に山林の伐採費用は、伐採費用・処分費用・重機費用に分けられていています。
雑木林の伐採費用も同様で、大体1平米あたり20,000円~30,000円が相場です。また、松の木の伐採費用の場合、相場よりも少し高めに設定しているところが多くなります。見積もりを複数取って比較してみましょう。
④山林や雑木林の伐採費用は100万以上になることも
山林・雑木林の場合、1本あたりの作業単価は8,000円~10,000円です。ただし、木の種類や山の斜面での作業など、難易度によって変動します。
伐採するだけならばそれほど料金はあがりませんが、処分のための運び出しの作業によっても料金が加算されていきます。山林は様々な木が植えられており、環境も全く異なります。見積もりを出してもらわないと正確な金額はわかりません。
また、自分の土地でも、山林が地域森林計画対象森林に指定されている場合や、保安林の場合は市町村・県に伐採届が必要です。
⑤吊るし切りの伐採費用は単価が高い
高所作業車が入らないような場所や、切った木を倒す場所がないような狭い庭などは、通常の伐採では対応できません。この場合、ロープで吊るしながら安全に幹・枝を伐採します。この方法を「吊るし切り」と呼びます。
伐採だけでなく、ロープワークの知識・技術を習得した作業者が必要になるため、単価も高くなります。
植木屋以外の業者に依頼するのもアリ:伐採業者選びのポイント
木を切ることのできる業者は植木屋以外にもあります。植木の伐採を依頼できる業者は便利屋やシルバー人材センターです。
植木屋であれば、立木の伐採について専門的な知識や技術を持っているため、安心して作業を依頼することができるでしょう。しかし、伐採費用を押さえたいという場合は、他の業者も検討してもよいかもしれません。伐採料金が安く済んだり、依頼しやすかったりとメリットもあります。
ここでは、便利屋とシルバー人材センターのメリットデメリットを紹介していきますね。
便利屋|様々な仕事を同時に依頼できる
便利屋は、様々な仕事を同時に引き受けてくれる業者です。植木の伐採の他にも庭の掃除やDIY作業などを同時に依頼することが可能。植木屋と比べると伐採に関する知識や技術は劣ってしまいますが、庭の用事を一度で済ませたいという人にはぴったりですね。
便利屋の伐採費用は植木屋とさほど変わらないので、作業内容に合わせて依頼するかどうか検討してみてください。
シルバー人材センター|伐採料金が安い!
シルバー人材センターは、定年退職した人が自分の能力を生かして格安で仕事をしてくれる団体です。庭木伐採にかかる費用も、植木屋と比べて安いのが特徴。植木屋の半額以下で仕事をしてくれることもあります。
また、他の仕事も同時に依頼することもできますよ。地域によって仕事をしている人の数や得意分野に偏りがあるので、一度確認してから依頼するのがおすすめです。
高木・大木の伐採費用を安く抑える方法
古くからある高木・大木は、老朽化・台風被害による倒木の恐れもあります。トラブルになる前に伐採しておきたいという人もいることでしょう。
しかし、大きな木や庭木が多いほど伐採の費用も高額になりがち。ここでは伐採費用を少しでも押さえるポイントを解説します。
複数の事業者に見積もりを依頼する
伐採・伐根後、幹や根の回収費用が料金に含まれている業者とそうでない業者があります。木は可燃ゴミとして自分で出すこともできますが、量が多くなると処分も難しいものです。
回収費用がオプションの場合、幹・根の大きさによってかなり変動があります。複数の業者から見積もりを取って比較してみましょう。提示された料金が妥当かの判断基準になります。
事業者に見積もりを取る前に伐採の範囲を決める
業者に見積もりを依頼する前に、必ず決めておきたいのが、「どの庭木を切るか」という伐採の範囲です。
1本だけと決まっている場合は問題ありませんが、「庭木が多すぎるから減らしたい」という場合は要検討。「これも切った方がすっきりしますよ」と営業され、気が付けば料金が高くなってしまいます。
料金を安くしたいと考えているのであれば、伐採の範囲を事前に決めておきましょう。
小さい庭木だけ自分でやる!出来る範囲で伐採する方法も
伐採費用を抑えるために、自分である程度伐採して処分しておくという方法もあります。回収費用も抑えられます。
高木・大木を自分で伐採するのは危険ですが、小さい庭木であれば自分で可能なものもあります。周囲に危険のない、できる範囲で行いましょう。自分で伐採する場合に必要な道具は以下の通り。ホームセンターで販売されています。
- チェーンソーまたはノコギリ
- スコップ
- ロープ
- ゴミ袋やシュロ縄、軍手など
伐採後に木材として買取可能な場合は処分費が安くなる|業者に確認しよう
庭木の種類によっては、木材として買い取ってもらえる場合があります。ケヤキの木なら状態がよく、幹回りが4メートル以上あれば買い取ってくれることが多いです。
庭の木を切るための費用を、木材の買い取り金額で賄うことは難しいかもしれませんが、家計からの出費を抑えることは可能ですよ。
買い取り可能な木を伐採しようと思っているのなら、一度買い取り価格を確認しておくのがおすすめです。庭木の伐採料金は決して安くはないので、木の買い取りで安くすめばうれしいですね。
庭木伐採の注意点
気になった時、思い立った時にいつでも伐採していいものではありません。
成長期に伐採すると、健康に育たなくなってしまうこともあります。伐採したい樹木の種類によって、適した時期が異なります。また、伐採時の機械の騒音や運び出しでご近所トラブルの原因になることもあります。
ここでは、庭木伐採時の注意点を解説します。綺麗な庭木と良好な近隣関係の維持のために読んでおきましょう。
伐採に適した時期は乾燥した時期(1~4月)がおすすめ
伐採は空気の乾燥する冬時期(1~4月)がおすすめ。空気が乾燥している分、樹木の水分も減って扱いやすく、伐採に適した時期です。大幅に枝葉を落としてすっきりさせたい時も、休眠期の冬時期に伐採しましょう。春に花が咲く前に切っておけば、害虫も集まりません。
伐採は冬時期がおすすめですが、夏の伐採は風通しと日当たりが良くなります。通気性の良い環境を作っておけば、病害虫も発生しにくく、栄養の生き渡った木に育つことでしょう。
ただし、樹木の種類には要注意。夏時期に緑が育つ落葉広葉樹は、伐採によって樹木自体を傷める危険性もあります。夏に成長が遅い常緑広葉樹なら伐採に適しています。
ご近所にも配慮が大切:伐採方法・伐採計画を立てる
伐採時はチェーンソーやノコギリを使うため、一人で作業をしたとしても騒音が発生します。事業者に依頼して複数人が作業する場合は、さらにです。騒音で近隣の住人の迷惑にならない時間帯を選びましょう。
また、伐採時に出た枝・幹などの運び出しで、通路が一時的に通れなかったり、家の周囲が枝葉で散らかるのもご近所トラブルの原因です。
伐採前にはスケジュールを立て、事前に近隣の住人に伝えておくと無用なトラブルを防げます。もちろん掃除も忘れずに。伐採した木や枝を自分で処分する場合は、可燃ゴミの日までの保管場所も確保しておきましょう。
プロに依頼することできれいに伐採を:まずは見積りから
庭に植えてある樹木の伐採は、植木屋以外の業者に依頼することも可能ですが、仕上がりをキレイにしたいのであれば、やはりその道のプロに依頼するのがおすすめです。
植木の伐採は料金面で言えば、プロの方が当然高くなります。しかし、便利屋やシルバー人材センターの作業員では持っていない知識があり、樹木ごとに適した方法で作業をしてくれます。庭全体の環境に合わせた伐採やアドバイスをしてもらえるのも、プロならではです。
住宅街では近隣に配慮しながらの作業も必要です。安全に作業が行えるよう、木の伐採はプロに依頼してみてくださいね。見積もりは無料のところが多いので、まずは見積もりを取ってみましょう。
植木屋の伐採費用のまとめ
今回は植木屋の伐採費用について紹介しました。庭木の伐採費用は決して安くはないので、なかなか木を伐採できない人もいると思います。しかし、放置しておくと木はどんどん成長して伐採費用も高額となってしまいます。
不要である樹木はしっかりとお清めをしてから伐採して、暮らしやすいお庭を作ってみてくださいね。
この記事を読んで、「植木・庭木の伐採費用」に悩まれた方は、お庭手入れのプロである、庭革命に依頼してみてはいかがでしょうか?
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