【エクステリア・外構工事業者の口コミは集客に影響する？】ユーザーが参考にする項目や効果的な集客方法を徹底解説

「口コミなんて集客には影響しない」と思っていませんか？近年、インターネットで気軽に口コミが投稿・チェックできるようになったことで、顧客にとっての口コミの価値は高まっています。実際に口コミを集客に活用する業者も増えてきました。

この記事では、エクステリア・外構工事の口コミ情報で、ユーザーが何をチェックしているか、また、口コミを活用した集客方法についても解説します。

エクステリア・外構工事では口コミ・評判も集客につながる

なんでもネットで検索する時代だからこそ、口コミも気軽に投稿でき、調べやすくもなりました。だからこそ、口コミ・評判は、集客の上で重要と言えます。

外構・エクステリアは、顧客にとっては毎日暮らす家に関わる大きな買い物です。工事の仕上がりや担当者の接客態度やアフターフォローなど、口コミ情報が重視されるのも当然と言えるでしょう。

また、プロの看板を掲げる以上、外構工事のある程度のクオリティは当たり前のこと。それ以外の付加価値について、企業としての高評価を獲得して、集客に繋げたいものです。

エクステリア・外構工事で参考にされる口コミ・評判ランキング

検討中のユーザーは、エクステリア・外構工事業者をいくつか絞り込んでから、最終的に口コミ・評判を参考にするという人も少なくありません。では、口コミのどのような評価を判断基準にしているのでしょうか。

ここからは、上記の口コミ・評判ランキングの詳細について解説します。

1位 デザイン

外構は外から見えやすいだけに、大切なマイホームの印象を決定づけるもの。おしゃれなデザインにしたい、漠然とした自分のイメージを形にして提案してほしいなど、それぞれ強い思いがあるはずです。

「この会社に依頼すれば、思い通りのデザインにしあげてくれるか」は、顧客が一番気になる項目と言えます。

2位 顧客満足度

顧客満足度の高さは、技術や品質だけでなく、接客や説明内容、対応の速さ、アフターフォローまで入れたトータルの評価です。だからこそ、顧客満足度の高い業者に信頼を置くという考えもあります。

外構業者を名乗る以上、仕上がりのクオリティの高さは当たり前のこと。いくら品質が良くても、担当者の対応が悪ければ全ての印象が悪くなり、顧客満足度は最低ランクをつけられてしまうこともあるためです。

顧客が、施工とその対応全てに満足してくれるよう、細部まできめ細やかな配慮を心掛けましょう。

3位 耐久性

せっかく高額の費用をかけて外構工事をしたのに、すぐに不具合が発生しては「ほかの業者に頼めばよかった」と口コミ投稿されかねません。家の外観に関わる大切な箇所だからこそ、耐久性も重視されています。

また、過去に建築の欠陥工事問題が話題になったように、外構部分の不具合もすぐには修理できません。「耐久性を知りたいので長期目線のレビューを探す」というユーザーもいるようです。

4位 料金

デザインや耐久性も重要ですが、顧客にとっては工事費用が予算内に収まるかも同じくらい重要です。

しかし、デザインや顧客満足度は各業者がホームページやチラシで積極的に発信していますが、料金は工事によって異なりはっきりと記載はされません。つまり、「問い合わせをしなくてはならない」という心理的ハードルがあります。

口コミで、「この外構工事で実際にいくらかかった」「この部分をこうしたらいくらかかった」という具体的な数字があれば、業者選びの基準となります。

5位 品質

できれば安い方がありがたいものの、「安かろう悪かろう」では会社の評判にも関わります。外構工事は高い料金を支払うからこそ、品質の口コミを一番に重視し、料金はその次というユーザーも多いようです。

また、外構工事は人の手で作られるもの。技術を含めて品質の高さを知りたいというユーザーもいます。

6位 対応の丁寧さ

対応の丁寧さは、信頼度にも繋がります。外構は顧客のイメージやこだわりを形にするからこそ、対応の丁寧さは大切です。

ヒアリング時に対応が丁寧な相手であれば、顧客側も自分の意見や希望を言いやすくなり、結果的に総合的な満足度も高まりやすくなります。

「希望を伝えたのに、実は取り入れられていなくて工事で終わった時には遅かった」という口コミにならないよう注意しましょう。

7位 保証

「引き渡し時は満足してたけれど、その後すぐに不具合が発生してもアフターフォローがなかった」という外構トラブルの口コミも意外にあるものです。

外構工事の料金は決して安いものではないだけに、万が一の不具合が発生したときの保証がなければ不安になります。「不具合が発生したけど、アフターフォローをしっかりしてくれて安心した」という口コミがあれば、ユーザーも安心です。

8位 工事期間

リフォーム工事のように顧客が住宅に暮らしながら工事をする場合は、車両の出し入れや近隣への影響もでるため、工事期間がどれくらいなのかも心配になるでしょう。新築の場合は、家は完成しているのに外構工事が長引いて引っ越しに影響が出るケースもあります。

「この外構工事はだいたいこれくらいの期間が終わった」という口コミがあれば、参考にしやすいため、ユーザーも安心です。

エクステリア・外構工事業者における口コミ以外の集客方法8選

顧客にとって口コミは業者選びの重要な要素の一つ。しかし、口コミだけでは十分な集客になりません。他の集客方法と組み合わせて戦略的に行っていく必要があります。

特に、インターネットを使った集客は、口コミ以上にたくさんの人に自社の情報を届けることができます。口コミ以外にも、上記の方法を取り入れて効率的な集客を行いましょう。

ここからは、口コミ以外にどのような集客方法があるかを解説します。

①SEO対策をした自社のホームページを作る

SEO(Search Engine Optimization)対策とは？

検索結果で上位に表示されるための施策がSEO対策です。検索エンジンに「ユーザーにとって有益な情報の多いホームページ」と評価が高いほど、検索結果で上位に表示され、たくさんのユーザーからのアクセスが望めます。

ユーザーが地域の外構工事業者を検索する際は、「(地域名)　外構」「(地域名)　エクステリア」などのキーワードで検索します。継続的に集客を望むためには、このキーワード検索で上位表示され続けることが大切です。

そのためにも、ホームページを作って終わりではなく、検索エンジンに高く評価をされるためのホームページを維持する必要があります。検索エンジンの評価アルゴリズムや、ユーザーの好みは時とともに変化するため、その時期に合わせたSEO対策を継続しなければなりません。

②ポータルサイトに登録する

ポータルサイトとは？

ポータルは、「門・大きな玄関口」を意味する言葉です。ポータルサイトは膨大な情報の窓口・入り口となるサイトです。Yahooのような総合ポータルサイトや、Googleのような検索ポータルサイト、ジャンルに特化した専門的ポータルサイトもあります。

ポータルサイトの中には、住宅・外構・エクステリアを専門とするサイトもあります。ポータルサイトにアクセスするのは外構に興味を持つユーザーなので、営業をかけなくても集客ができる点はポータルサイトの大きなメリットです。

見込み客がポータルサイトを介して問い合わせをしてくるため、対応によってはそのまま成約に結びつくチャンスもあります。

③Googleマイビジネスへ登録する

Googleマイビジネス(現Googleビジネスプロフィール)とは？

検索エンジンGoogleが無償提供するビジネス用の店舗情報管理サービスです。登録した会社情報は、Googleのマップ検索の結果に表示されます。

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)は、アピールとなる写真画像(店舗・施工写真など)や、利用者の口コミ投稿管理機能も搭載しています。登録は無料なので、会社情報とホームページURLは必ず登録しておきましょう。

特にGoogleビジネスプロフィールの口コミ機能は集客に有効です。他のユーザーが口コミをチェックするときのために、過去の顧客に施工工事に対しての感想を投稿をしてもらいましょう。返信機能があるため、悪い口コミ投稿があっても真摯なコメントでイメージ改善を図れます。

④Web広告を配信する

Web広告とは？

GoogleやYahoo！などの検索エンジンの検索結果に表示される広告です。検索したキーワードに応じて表示されます。
InstagramやX(旧Twitter)、FacebookなどのSNSのタイムラインやストーリーに表示される広告が、SNS広告です。

運用次第で非常に高い集客効果が期待できるのが、Web広告やSNS広告です。

どちらの広告もインターネット上の広告で、ユーザーの検索キーワードやアクセス先から、外構に興味を持つユーザーに表示されます。

Web広告は、1回表示で〇円、クリックで〇円など、単価設定があります。狙ったターゲットに正しく表示されるかは、広告運用側のスキルも重要です。確実な効果を期待する場合は、Web広告のプロに委託して、効果的に運用してもらいましょう。

⑤動画を配信する

「Youtuberじゃないし動画配信なんて…」と思っていませんか？動画で伝えられる情報量は多く、写真や文章以上の訴求力を持っています。写真では伝えにくい工事内容も、動画であれば細かい場所や雰囲気が伝わることもあるでしょう。

外構・エクステリア工事業者の間で増えている動画では、「施工工事でこれだけ激変しました」というセンス・技術面のアピールや、「外構の専門家が解説するDIY講座」が人気です。動画配信がきっかけで興味を持ち、リンクからホームページにアクセスしてもらうという流れになります。

直近の集客にはならなくても、将来的な顧客を育てるという意味で、イメージアップや親近感を持ってもらう点で一躍買います。

⑥InstagramやTwitterなどのSNSを活用する

SNSとは？

SNS（Social Networking Service）とは、インターネット上のコミュニティサイトです。利用者同士が意見を投稿し交流ができるというもので、たくさんのSNSが存在します。中でも人気なのは、X(旧Twitter)、Facebook、Instagramなどがあり、動画SNSとしてYoutubeは幅広い世代で、TikTokは若年層で人気です。

SNSは無料で使える上、強力な拡散能力を持っているため、宣伝としても有効です。印象的な外構の施工写真や、新商品情報、セール情報を投稿し、興味を持ったユーザーがSNSを経由してホームページを訪問します。

「面白い」「他の人にも知ってほしい！」とユーザーに思ってもらえれば、次々拡散され、幅広い層へのアプローチが期待できる点もメリットです。ユーザーのニーズに合うだけでなく、「ためになる」と思わせる投稿の多いアカウントは、信頼度も獲得しやすく、認知度も高まります。

⑦チラシのポスティング

インターネット広告やTVCMの時代になり、チラシの効果はかつてよりも下がっています。「見る前に捨てられるチラシは効果が低いのでは」と思う方もいることでしょう。しかし、住宅・外構・造園業界においてはまだまだチラシの効果は高く、マーケティング次第で集客成功も可能です。

まずは、自社の営業エリア内で、マイホームを希望する世帯が多く住んでいるエリアや、外構リフォームが必要な住宅が多いエリアを調査しましょう。対象を限定したポスティングで、集客効果も高まります。

また、高齢者世帯は、ライフスタイルの変化によるバリアフリー化や、外構の修繕など、リフォーム外構でのビジネスチャンスです。インターネットを利用しない家も多く、チラシのほうが見てもらえる確率が上がります。高齢者でも見やすい文字の大きいチラシを用意してください。

⑧看板を設置する

地元密着で売っている業者であれば、看板はなおさら重要です。駅前や交差点付近など、自動車の移動中や日常の生活で何気なく目に入り、記憶に残ります。

ただし、チラシやホームページと違い、看板には掲載できる情報に限りがあります。通行人の注意を引き、ひと目でアピールできるようなデザイン面のセンスも必要です。

プロが撮影した印象的な施工工事の写真を掲載し、「このような想いで造ります」というシンプルに訴える看板を用意しましょう。

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ユーザーにとって口コミ情報も業者選びの重要な判断材料ですが、口コミだけでは集客としては不足です。

インターネットで簡単に情報にアクセスできる時代だからこそ、インターネットを活用した集客をおすすめします。そのためにも、検索上位に表示される集客に強いホームページ制作が必要です。

集客総合研究所は、造園業や外構工事の集客のプロとして数々の実績を上げてきました。外構工事の集客に特化したホームページ制作や、人を惹きつけるオウンドメディアの運営代行、その後の運用サポートに実績を持っています。「ホームページ運営をする余裕がない」という方はぜひご相談ください。

エクステリア・外構工事業者が集客を成功させるコツ

デジタルのインターネット集客、アナログのチラシや看板、イベント開催など、集客の方法はたくさんあります。ただし、集客を成功させるためには共通したポイントがあるので、押さえておきましょう。

ここからは、エクステリア・外構工事業者が集客を成功させるコツとして、上記のポイントを詳しく解説します。

ターゲットにするユーザーを明確にする

自社の情報をアピールしたいターゲットユーザーを明確にすることで、営業方針も変わります。新築の外構の顧客を狙うか、リフォーム外構かによって、ターゲット層が異なるためです。

新築一戸建ての外構工事の場合は、30代がターゲットです。逆に、リフォーム外構でアピールしたい場合は、すでにマイホームを持っているシニア世帯が狙いどころとなります。

エリアマーケティングに力を入れる

エリアマーケティングとは？

地域(エリア)情報に基づいたマーケティングのことです。風土や交通、産業、生活様式などを考慮し、その地域に合わせたアプローチをします。

インターネット集客をしても、実際に外構工事の発注を受けられるのは営業エリアの顧客だけ。いざ「施工写真が気に入ったので工事を依頼したい」と言われても、「エリア外なので対応できません」と断りを入れては口コミ評価も下がってしまいます。だからこそ、エリアマーケティングの意識が大切です。

チラシやWeb広告を使う際、営業エリア外の人へ届いていては営業コストの無駄となってしまいます。営業を明確にして、効率良い集客を目指しましょう。

自社の強みをしっかりとアピールする

ホームページやチラシからユーザーが知りたいのは「他社とどう違うのか」です。これまでの施工実績や、自社の強みなど、他社との違いが伝わる内容でアピールしましょう。

あれもこれもと情報を詰め込みたくなるものですが、見る側に「ごちゃごちゃと情報が多すぎて見るのが面倒」と思わせないよう、情報の厳選も大切です。

まとめ

誰でもネットで口コミを検索できる時代だからこそ、口コミを参考に業者選びをする人はたくさんいます。特に、無料で登録できるGoogleビジネスプロフィールは、口コミ機能があるため、施工工事の終わった顧客にも投稿を依頼しておきましょう。

口コミだけでは十分な集客とは言えません。他の方法と組み合わせた効率良い集客を行ってください。

時代に合わせた集客として、インターネット集客は効果的です。ただし、ホームページやSNSの運用で効果を出すためには、ノウハウも必要となります。自社での対応が難しいという場合は、まずはWeb集客のプロに相談し、できる範囲からスタートをおすすめします。