【エクステリア・外構工事業者のチラシの効果は?】ポスティングのコツやその他の集客方法も徹底解説

外構工事で集客するためにはさまざまな方法があります。幅広い層での新規開拓ではインターネット集客が有効ですが、ターゲットによってはチラシのポスティングも大きな効果を発揮します。

この記事では、集客効果の高いチラシの作り方やポスティングのコツを紹介します。後半ではチラシ以外の集客方法についても解説するので、集客に悩んでいる担当者やこれから独立開業を目指している方は参考にしてください。


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目次

エクステリア・外構工事業者においてチラシにも集客効果がある

「チラシをポスティングしてもほとんど効果がない」と思われていませんか?チラシで集客できない理由の一つは、十分なマーケティングをしないで漫然とポスティングをしているからです。新築住宅エリアなど、外構工事に興味のない家にポスティングをしても意味はありません。

外構工事が必要なのは、マイホーム購入を考えている30代がメインです。ターゲット層を狙ってチラシをポスティングすることで、集客率は上がります。

エクステリア・外構工事業者のチラシの作り方

ポスティングのエリアも重要ですが、興味がなければ読まずに捨てられてしまうことも多いのがチラシの悲しいところです。だからこそ、手に取ったときに読む人の興味をそそり、購買意欲を刺激する内容でなければなりません。

エクステリア・外構工事業者のチラシの作り方

  • ターゲット層を明確にする
  • ターゲットに合わせてデザインを考える
  • 掲載する情報を厳選してシンプルに

まずは購買層に読んでもらえるようなチラシを作ることから。ここからは、集客率をアップするチラシの内容について解説します。

ターゲット層を明確にする

まずは、チラシを積極的に見てもらいたいターゲット層を決めましょう。新築の外構か、リフォーム外構かで、ターゲット層は異なります。

新築一戸建ての外構工事の場合は、ターゲットとなるのは30代です。しかし、リフォーム外構を売りにするのであれば、すでにマイホームを持っているシニア世帯となります。ターゲット層を明確にすることで、アピールする内容も変わるのです。

ターゲットに合わせてデザインを考える

ターゲットの年代によって、受けのいいデザインは異なります。

これからマイホームを建てたい若手の年齢層であれば、おしゃれさや都会的なクールなデザインが好印象です。リフォーム外構のターゲットとなるシニア層の場合は、文字を大きく読みやすいチラシが好まれます。

ターゲットの興味を引く・読みやすいデザインを心掛けましょう。

掲載する情報を厳選してシンプルに

チラシもホームページも、情報を載せる側としてはあれもこれもと詰め込みたくなるものです。しかし、読む側としては情報量が多すぎると「読みにくい」「なんか面倒だから読まない」となってしまいます。

言葉を尽くして自社のアピールをしたい気持ちはもちろんですが、掲載する情報は厳選して、シンプルにアピールしましょう。

エクステリア・外構工事業者がチラシで集客するためのポイント

チラシで集客を狙うためには、マーケティングが重要です。

エクステリア・外構工事業者がチラシで集客するためのポイント

  • ポスティングする地域を絞る
  • 競合他社の分析を行う
  • チラシの向きを意識して投函する

ここからは、成功するチラシ作りのための上記のポイントを解説します。

ポスティングする地域を絞る

自社が営業対応できるエリアにポスティングは当然ですが、やみくもにポスティングすればいいわけではありません。新築住宅が並ぶエリアに、新築住宅向けのチラシをポスティングをしても効果は期待できないからです。

外構工事にニーズの高い年齢層が住んでいそうなエリアを絞り込んでポスティングしましょう。広告印刷代やポスティングの時間的コスト面にも貢献できるはずです。

競合他社の分析を行う

ターゲットやポスティングエリアを決めるだけでなく、近隣の競合他社の動向も知っておくべきです。

競合のチラシやホームページ、口コミなどを調査し、どのような層をターゲットにして何の施工工事を得意としているかを確認しましょう。

同じエリアの競合他社が、カーポート施工を得意としているのであれば、自社はそれに比べて何を売りにできるのか。敵を知ることで、自社の営業戦略も立てやすくなります。

チラシの向きを意識して投函する

チラシはただ投函したら終わりと考えていませんか?チラシを読んでもらうためには、まずは相手の目に入ってもらうことが大切です。

ポストからチラシを取り出したときにキャッチコピーや印象的なデザインが目に入るように、向きも意識してみましょう。少しでも目に止まる確率が高まるかもしれません。

エクステリア・外構工事業者におけるチラシ以外の集客方法7選

チラシのポスティング以外にも外構・エクステリア工事の集客方法はたくさんあります。複数の方法を組み合わせると、効率的な集客を狙えます。

エクステリア・外構工事業者におけるチラシ以外の集客方法7選

  1. 自社のホームページを作る
  2. ランディングページ(LP)を作成する
  3. SNSに投稿する
  4. ポータルサイトに登録する
  5. Googleビジネスプロフィールに登録する
  6. 看板の設置
  7. 顧客の口コミによる拡散

ここからは上記のエクステリア・外構工事業者におけるチラシ以外の集客方法について解説します。

①自社のホームページを作る

自社のホームページはインターネット集客(web集客)の基本です。30代はまずスマホで検索する世代。ターゲットが求める情報を確実に提供できるように、まずはホームページを用意しましょう。

ホームページは問い合わせ窓口であり、同時に自社の強みや魅力、施工実績をアピールできるデジタルパンフレットです。パソコンはもちろん、スマホでも閲覧できるようなレスポンシブデザインのホームページをおすすめします。

また、ホームページはただ作って終わりではなく、検索エンジンで上位表示されなくてはアクセスしてもらえません。検索エンジンに評価してもらえるようSEO対策も重視してください。

SEO対策とは?

SEO(Search Engine Optimization)は、検索エンジン最適化のこと。検索エンジンで上位表示されるための施策です。検索エンジンの評価基準「ユーザーにとって有益な情報が掲載されているか」にマッチする内容で、サイト運営・更新を行います。

SEO対策は独学でもある程度の対応は可能ですが、「確実な効果がほしい」「勉強している時間はない」という方には、SEO対策の専門業者に相談してみましょう。

②ランディングページ(LP)を作成する

ランディングページとは?

ランディングページ(Landing Page)とは、「着地先のページ」という意味。ユーザーがインターネット広告やSNS広告をクリックしたときの、リンク先がランディングページです。

ランディングページでは、縦長1ページにユーザーに知ってもらいたい情報が集約されています。ホームページとは別に用意されており、ランディングページで興味を持った人が、お問い合わせ・購入をするか、さらなる情報を求めてホームページにアクセスする仕組みです。

外構工事に興味を持っているユーザーがアクセスするため、ランディングページはお問い合わせ・契約に結びつきやすいというメリットがあります。

③SNSに投稿する

SNSとは?

インターネット上のコミュニティサイトをソーシャルネットワーキングサービスと呼びます。利用者同士がインターネット上で投稿・交流ができるというもので、たくさんのSNSがあります。X(旧Twitter)やFacebook、Instagramはもちろん、動画SNSとしてYoutubeやTikTokも人気です。

外構・エクステリア業界でもSNSで積極的に情報発信する業者が増えてきました。SNSに新商品や施工事例を投稿し、興味をもった人がSNSからホームページに流入する仕組みです。

ユーザーが「面白い」「ためになる」と思った投稿は拡散されやすく、潜在顧客へのリーチが期待できます。ユーザーが求める情報を把握し、ニーズに合う投稿を続けることで、認知度と信頼度も獲得可能です。

④ポータルサイトに登録する

ポータルサイトとは?

ポータル(Portal)とは「大きな玄関口」という意味です。ポータルサイトには、情報や資料、機能が集約されており、巨大な情報の最初の玄関と言えます。総合型ポータルサイトの例として「Yahoo!Japan」が挙げられ、天気・ニュース・検索エンジン・便利機能など、さまざまな情報にアクセス可能です。検索型ポータルサイトの代表として「Google」があります。

Yahooのように幅広いジャンルのポータルサイトもあれば、住宅・外構など、特定の情報に特化した専門型ポータルサイトもあります。外構専門のポータルサイトには、外構に興味を持つユーザーがアクセスするため、集客のチャンスです。

専門ポータルサイトは広告・お問い合わせ窓口として機能し、営業をかけなくても集客ができるメリットがあります。

⑤Googleビジネスプロフィールに登録する

Googleビジネスプロフィールとは?

検索エンジンGoogle提供のビジネス向け情報サービスです。企業・店舗が無料で登録でき、Googleの検索やGoogleマップ検索の結果に会社情報が表示されます。

Googleビジネスプロフィールのメリットは、自社のビジネス情報を管理・編集できること。投稿機能・口コミ機能を活用して、自社の施工写真の投稿や口コミに対しての返信など、顧客との交流も可能です。

顧客が外構工事を依頼する際、口コミを気にする人も多くいます。過去に施工した顧客に依頼して、Googleの口コミを投稿してもらいましょう。

⑥看板の設置

地元密着を謡う会社こそ、看板は大切です。駅前や交差点付近にある看板など、自動車の移動中や日常の生活で自然に目に入り記憶に残ります。

ただし、看板は、チラシやホームページと違い、盛り込める情報には限りがあります。人の注意を引き、一瞬で内容が伝わるようなわかりやすさも重要です。

施工した外構の写真を使い、「このような想いで造ります」という提案型の看板を用意しましょう。

⑦顧客の口コミによる拡散

過去に施工工事をした顧客の口コミ・紹介で、次の仕事が舞い込んでくることもあります。引き渡し後に、Googleの口コミを投稿してもらうだけでなく、ホームページ紹介用の感想も書いてもらいましょう。

ただし、顧客にとっては、外構工事のある程度のクオリティは当然のことです。他の顧客を紹介してもらうためには、施工のクオリティ以上に、担当者や職人の人柄やコミュニケーションの質が求められます。

「これから何かあったときもこの会社にお願いしたい!」と思ってもらえる接客が重要です。

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十分なマーケティングをして戦略的に挑めば、チラシポスティングだけでも集客・契約に繋げることは可能です。しかし、インターネットで情報検索できる時代だからこそ、ホームページやオウンドメディアで自社の魅力をアピールできるほうが、成約の確率は高まります。

チラシにホームページのURLやお問い合わせ用のQRコードがあれば、デジタル世代の信頼度は増し、アクセスしてもらいやすくなります。

集客総合研究所は、造園業や外構工事の集客に特化したプロフェッショナルです。外構工事の集客に強いホームページ制作やオウンドメディアの運営代行、その後の運用サポートに実績を持っています。「ホームページ運営まで手が回らない」という方はぜひご利用ください。

まとめ

チラシの広告効果は昔ほど高くはありません。しかし、造園・外構業界においては、手にとってじっくり見られるチラシは意味を持っています。

外構リフォームを希望する高齢者とっては、ホームページよりも文字の大きいチラシのほうが効果的です。新築を求める30代か、リフォームをしたいシニア層か、まずはターゲットを明確にし、戦略を立ててください。

また、チラシにホームページのURLやスマホで簡単にアクセスできるお問い合わせ用QRコードの掲載があれば、集客の確率はさらに上がります。チラシとホームページを効果的に活用し、集客に繋げましょう。


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この記事の監修者

庭革命

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