庭革命

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庭木の植樹方法について徹底解説!【鉢植え・庭植えを解説】

全国の植木屋辞典

2020.08.29

ウッドデッキ

この記事を読むのに必要な時間は約 13 分です。

庭木を植えるためには、いくつもの準備が必要となります。適当に植えてしまうと、根が上手に張れずに枯れてしまうことも考えられます。難しそうに感じる植樹ですが、手順と要点を守れば初心者でもかんたんにおこなえますよ。

今回は、庭木の植樹方法について紹介していきます。鉢植え庭植えの両方を解説していくので参考にしてみてくださいね。

 

植木・庭木を植え付けよう|鉢植えの方法を解説

植木や庭木などの樹木を植えるには広い庭が必要だと思って諦めてしまってはいませんか?
実は、庭木の中にも鉢植えできる種類があります。比較的小ぶりで根を張りすぎない種類であれば、鉢植えでも十分育ちますよ。

また、鉢植えならマンションのベランダや自宅のバルコニーなど、お庭のない家でも鉢植えなら場所に困ることはありません。では、鉢植えに植木・庭木を植え付ける方法を紹介していきます。

 

小ぶりな苗を選ぶ|育てやすい植物を選ぶ

苗を植える

鉢植えで植物を育てるための最初のステップは、苗を選ぶことです。
鉢植えで育てる場合は高さなどにも制限が出てくる場合が多いので、比較的小ぶりな苗を選ぶのがポイント。また特別な手入れがいらず、水やりと肥料くらいで元気に育つ植物も鉢植え向きですよ。

お店で売られている苗には、植物の名前と一緒に育て方などが書かれているラベルがついていることがほとんど。「管理がかんたん」などと書いてある品種はとくにおすすめです。

 

鉢底にネットを引いて鉢底石を敷く|入れすぎ注意!

鉢底石

苗を選んだら鉢の底にネットを引いて鉢底石を敷いていきます。鉢底石を入れる量は、底が見えなくくらいが目安です。
入れすぎてしまうと培養土が少なくなってしまうので注意しましょう。鉢底石を入れる理由は、水はけを良くして鉢土がジメジメするのを防ぐためです。

鉢のサイズが小さい場合は鉢底石を入れなくても問題ありませんが、植木となると鉢植えでも比較的大きくなると思います。植木を鉢植えする場合は基本的に鉢底石を敷くのがおすすめですよ。

 

培養土を入れよう|ウォータースペースは空ける

肥料

続いて、培養土を入れていきます。苗を一度置いてみて、表面の土の高さが鉢から1cm~2cm程度下がった位置になるように調節していきましょう。
また、ウォータースペースは空けるようにするのがおすすめ。

ウォータースペースとは、鉢の縁から土の表面までのスペースです。ウォータースペースを作っておくことで、水やりの際に水がたまる場所を確保できます。ウォータースペースがあれば、土がこぼれるのを防げますよ。

 

苗を入れよう|土が硬い場合はほぐす

培養土の準備が整ったら、苗を入れていきます。苗によっては、根が回りすぎて土がカチカチになってしまっている場合があります。
そのときは軽く周りをほぐしてあげてくださいね。
土があまり硬くない場合はそのまま植えて問題ありません。

苗を置く場所を決めたら周りに土を入れていきます。土を入れるときは軽く押し込みながら入れていきましょう。ふんわりと土を入れていると隙間が多くなり、水をあげたら高さが低くなってしまうので、注意してくださいね。

 

隙間を埋める|苗より高くは埋めない

新芽とスコップ

しっかりと土を入れたつもりでも、ポットから抜いた際に根が張っている土のかたまり部分の周りなど、一部土が入っていない場所があるかもしれません。
土に隙間があると根がうまく伸びていくことができないので、隙間を埋める必要があります。

割りばしなどの棒で、苗の周りをつついてみてください。土が下に落ちて隙間ができたら、その部分に土を追加してあげましょう。しかし、隙間を埋めるために必要以上に土を入れてはいけません。
苗が埋まらない程度で、鉢の縁から1cm~2cm下がった位置まで入れるようにしてみてください。

 

最後に水を与える|日当たりの良いところに置こう

水やり

苗を植え終わったら、最後にたっぷりと水をあげましょう水の量は鉢の底から水が流れ出すくらいです。植え付けたときに鉢や葉に土がついていたら、一緒に洗い流しておきましょう。しっかりと土を入れていても、水をあげることで土が下がっていくことがあります。

ふんわりとした土が水分を吸うことで締まるためにおこる現象です。根鉢が表面に浮き上がるほど土が下がった場合は、さらに土を追加して水やりをしてあげてくださいね。

 

植木・庭木を植え付けよう|庭植え・地植えの方法を解説

鉢植えでの植え付け方法を紹介しましたが、植木といえばやっぱり庭植えをする人が多いですよね。ここからは、植木・庭木を庭植えする方法について紹介していきます。庭植えする植物は、鉢植えをする植物と比べるとサイズも大きいです。

植えるのも難しくなるので初心者の人でも植え付けができるように、工程ごとにポイントを紹介していきます。庭木の配置方法についても紹介していくので、参考にしてみてくださいね

 

まずは植える前の準備をする|鉢に水を与えよう

鉢

まずは、植える前の準備をしましょう。植木を購入してきたときは、根巻きされている場合がほとんど。
根巻きは、植物が掘り起こされたときに根鉢を崩さないようにするために行われる作業です。根巻きをしていないと根鉢が崩れたり、根っこが乾燥したりして状態が悪くなってしまいます。

また、根巻きをされている状態とは麻布と麻縄を使用して植物の根鉢を覆っている状態です。この状態で販売されるのが一般的。
植え方は麻縄も麻布も外さずにそのまま植えます。どちらも数か月で土の中で分解されるので問題ありませんよ。

 

植える木を剪定する|木によって植え付け時期、剪定時期が異なる

庭木を買ってきたら植える前に剪定をしておきましょう。剪定といっても全体の枝葉を間引く程度です。
どれくらいの量を剪定するかは植え付け時期によっても異なり、木によって植え付けに適している時期も違えば、剪定時期も違います。

自分が植えたい植物に合わせて植え付けや剪定は行ってください。また、剪定の前に折れた枝や枯れた枝などの明らかに必要のなさそうな枝は取り除いておくと剪定がスムーズに進みますよ。

 

植穴を掘る|肥料と土作りも行う

スコップ

続いて、庭木を地植えするために植穴を掘っていきましょう。植穴の形状に特に決まりはありませんが、一般的に円形に掘り下げていきます。大きさは根鉢を基準にして、根鉢の1.5倍以上の大きさで深さは根鉢の高さより少し深めにしておくのがおすすめ。

スコップを使用して穴を掘っていきましょう。また、植穴の底部は柔らかくほぐしておくのがポイントです。掘った土は、肥料と混ぜて樹木ごとに適した土を作ってみて下さいね。

 

床土を入れ樹木を立て込もう|深植えに注意!

植える

植穴と土の準備が整ったらいよいよ樹木を立て込みます。まず、植穴の底に床土を中高に盛ります。そのうえに樹木をそっと置いてください。
樹木を持ち上げるときは、枝が折れたり樹皮が剥がれたりしないように慎重に扱います。また、根鉢が割れないように気を付ける必要もありますよ。

樹木を立て込むときに最も重要なのは根鉢の高さです。根張りが少し見える高植えにしてください。深植えは根腐れや衰弱の原因となるので、樹木の向きは床土の上で微調整してくださいね。

 

土の埋め戻しを行う|水を注ぐのを忘れずに!

土

立て込みが終わったら土を植穴に戻していきます。このときにホースで水を注ぎながら、根鉢と土の間に空間ができないようによくなじませるのがポイントです。
また、ただ水を注ぐだけではどうしても隙間ができてしまいます。

突き棒を使用して埋め戻した土を突きながら水を注ぐようにしてください。突き棒がない場合は、ほうきの柄などで代用してみてくださいね。
土を突くことで隙間を埋めながら土を戻していくことができますよ。水の量は土の表面ににじみ出るくらいが適量です。

 

水鉢を盛ろう|環状に土を盛る

土盛り作業

埋め戻しをしたら、植穴の周囲に水鉢を作っていきましょう。庭植えは鉢植えと違って縁がありません。
水やりをすると水が外に流れて行ってしまうので、それを防ぐ水鉢が必要になってきます。水鉢は、埋め戻しの残りの土を使って根元の周りに環状の土盛りを作ります。

スコップや手で軽くたたいて強度を高め、水を注いだときに崩れないようにしておきましょう。大きさは根鉢よりも少し大きめにするのがポイントです。
水鉢ができたら、壊れないようにそっと水を注いで土を固めていきましょう。

 

支柱を立てて倒れないようにする|様々な方法がある

支柱

最後に、支柱を立てます。支柱を立てておけば風で木が倒れたり、木が揺れて新たな根の生育の障害とならないように予防することが可能です。支柱の立て方は目的や木の植え方、種類によってさまざま。

一般的には大きな樹木なら3本支柱や鳥居型支柱、背丈ほどの高さなら1本支柱が選ばれます。
支柱を立てるときのポイントは「きつく固定しすぎないこと」「根が張ったら取り外す」ことです。樹木の状態を見つつ支柱を利用していきましょう。

 

庭木を植える際には配置に注意しよう|高低差を付ける

複数の庭木の植えるときは配置に注意しましょう。庭木の背の高さに注目してみるのがポイント。
同じ高さの木ばかりを選んだ植え方は平面的な庭となってしまいます。立体感がなく人工的な印象となるので、異なる大きさの木を選ぶといいですね。

庭木の植え方としては、木が成長したときの樹形もイメージしてみましょう。植えるときの木の雰囲気だけでなく、成長した後の雰囲気も調べておけば理想の庭を作りやすくなりますよ。

 

不等辺三角形に配置する|季節の変化も考えよう

庭

庭木を配置するときは不等辺三角形をイメージしましょう。間隔を均一にしないことで、人口的な雰囲気がなく自然な庭に仕上がります。
等間隔に植えたくなるかもしれませんが、間隔が同じだとどうしても人工的な印象となってしまいます。

ただし、適当に植えたのではごちゃごちゃとしてまとまりのない庭となってしまいます。それを防ぐために不等辺三角形を意識することが重要。規則性とランダム性の両方を合わせることで、自然な雰囲気の庭を作ることが可能です。

花や実がなる種類を植える場合は、季節による変化も考えて配置するとより素敵なお庭になりますよ。

 

庭木の植え付けはプロに任せても◎

植木屋

庭木の植え付けは、樹木が大きくなるほど大変になります。庭木を運ぶだけでも一苦労なので、大変だなと思ったらプロに任せるのもおすすめ。

また、庭木を複数本同時に植えるときはより大変になるので、プロに依頼しようと思う人がほとんどだと思います。

プロに依頼すれば配置も任せることができ、簡単に素敵なお庭を作ることができますよ。

 

庭木の植樹方法のまとめ

今回は庭木の植樹方法について紹介しました。庭木を自分で植えるためには、植えるまでにいくつもの準備をしなければなりません。

樹木の種類によって土の作り方も異なるので、自分の植えたい樹木について調べておくと、植え付けがスムーズにいきますよ。プロに依頼することも候補に入れて庭木を植えてみてくださいね。

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