【エクステリア・外構工事業者はYouTubeに動画を投稿するべき？】3つのメリットと動画制作のポイントを完全解説

エクステリア・外構事業で新規顧客を開拓したいのなら、インターネット集客は必要不可欠です。しかし「SNSやホームページを運用してもいまいち効果が出ない」という業者もいることでしょう。そんな時は、YouTube動画に挑戦してみましょう。

この記事では、外構・エクステリア事業の集客に特化した動画制作についてまとめました。外構事業者がYouTube動画を発信するメリットや、制作する際に気を付けたいことなどを解説します。

エクステリア・外構工事業者の主な集客方法

これから事業立ち上げを予定している方や、集客にお悩みの担当者に向けて、まずはエクステリア・外構工事業者が一般的にどのような集客を行っているのかを知っておきましょう。

ここからは、上記のエクステリア・外構工事業者の主な集客方法について詳しく解説します。

ホームページを作る

インターネット集客を始めるには、まずホームページは必須です。自社ホームページは、顧客からの問い合わせの窓口であり、同時に、自社の強みや施工実例を紹介・アピールできる電子パンフレットのようなものと言えます。

エクステリアという業界だけに、デザイン性の高いおしゃれなホームページも多く見かけます。しかし、ホームページさえあれば集客できるわけではありません。多くのユーザーにアクセスしてもらうだけでなく、自社のサービスに興味を持ってもらい、最終的に契約に結びつけることが目標です。ホームページのアクセスアップのためには、SEO・MEO対策が必要となります。

SEO対策・MEO対策とは？

SEO(Search Engine Optimization)対策は、検索エンジンで検索したときに、上位表示されるための施策です。上位に表示されるほど、アクセスしてもらう可能性が高まります。
MEO(Map Engine Optimization)は、マップエンジン最適化のことです。MEO対策を施すことによって、検索時にGoogleマップで上位表示されます。

外構・エクステリア工事を検討中のユーザーは、まずは自分の周辺地域の業者をキーワード検索するものです。「エクステリア　(地域名)」・「外構　(地域名)」で検索した際に、自社のホームページが上位表示されるようにSEO対策を施しましょう。

ランディングページを作成する

ランディングページとは？

「広告のリンク先・着地先」という意味のランディングページ（Landing Page）は、SNSやインターネット広告をクリック・タップしたユーザーが、最初にアクセスするインターネットページです。縦長の1ページに、必要な情報が集約されているもので、効果的にお問い合わせ・購入に繋げます。

ランディングページを閲覧するユーザーは、基本的に外構工事に興味を持ち、広告をクリックした人です。購買意欲の高い相手なので、施工実績や得意とする業務、実績が伝わるように作られています。

ランディングページは、顧客の知りたい情報・自社が伝えたい情報が1ページで説明されているため、問い合わせにも繋がりやすい点がメリットです。

TwitterやInstagramなどのSNSに力を入れる

SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)とは、インターネット上のコミュニティサイトのこと。情報発信ができるだけでなく、ユーザー同士で交流できるサービスです。

X(旧Twitter)やInstagramや、Facebook、TiktokなどのさまざまなSNSを使って情報発信する業者も増えてきました。SNSを見たユーザーがサービスに興味持てば、SNS投稿に掲載されたリンクを使って、自社のホームページを訪問してくれます。

SNSでは、ただ情報発信するだけではありません。自社が手掛けた外構の施工写真を公開することで、「こんなハイセンスな家に住みたいなぁ」「こんな外構を作ってくれる会社に依頼したい」と、将来的な見込み客へのアピールにも繋がります。

近年は「ホームページはあまり見ないけれど、SNSは日常的にチェックしている」という若い世代も増えています。SNSのタイムラインで印象的な外構の施工写真が表示・拡散されることで、新しい顧客が開拓される可能性もあるのです。

動画をアップする

写真以上のインパクトを与えるのが動画です。静止画で紹介するよりも、動画で施工の様子や、過去の工事のビフォーアフターを演出したほうが、強く印象に残ります。近年は、Youtubeだけでなく、TiktokやInstagramなどのショート動画でPRする外構事業者も増えてきました。

また、施工事例で実績をアピールする以外に、初心者向けのDIY解説動画も人気です。プロの外構事業者だからこそ、その解説動画を参考にしたいと思う初心者も多いはず。まずは初心者向けにDIYを紹介し「難しいと感じたら当社へご相談を！」と繋げましょう。

また、参考になる動画を提供できる会社＝技術が高い、親しみやすいというイメージアップにも繋がります。動画によって潜在顧客を育てるという、長期的な戦略としても有効です。

Googleビジネスプロフィールに登録する

Googleビジネスプロフィールとは？

検索エンジンGoogleが提供する無料のビジネス用店舗情報管理サービスです。会社情報・店舗情報などを登録すると、Googleの検索やGoogleマップ検索の結果に表示されます。

Googleビジネスプロフィールでは、ユーザーはホームページにアクセスしなくても会社・店舗の情報が手軽にチェックできます。また、事業者側は検索・アクセスしてもらいやすいというメリットがあります。

また、自社情報だけでなく、施工写真や店舗・会社の写真も投稿可能。利用者からは口コミや写真画像を投稿できます。

ポータルサイトに登録する

ポータルサイトとは？

ポータル（Portal）とは「門・大きな玄関口」という意味です。たくさんの情報の窓口となる巨大サイトを、ポータルサイトと呼びます。ポータルサイトの中には、住宅や外構専門のサイトもあり、数多くの外構業者が登録中です。

ユーザーにとっては、ポータルサイトは外構業者を探しやすく、複数の会社に一括で見積もり依頼ができるというメリットがあります。一方、業者にとっては、営業活動をしなくても、顧客とマッチングできる場です。

また、ポータルサイトを利用する人は、そのジャンルに興味を持っています。つまり、ポータルサイト経由で問い合わせするユーザーは、将来的に顧客になってくれる可能性が高いのです。

エクステリア・外構工事業者の集客においてYouTubeへの動画掲載も重要

写真は視覚だけですが、動画であればさらなる視覚効果と聴覚に訴えたアピールが可能です。

施工工事の進行を早送り動画で紹介したり、外構の知識を紹介したり、職人・スタッフへのインタビューなど、動画のアップは強力な訴求効果を持っています。会社のPRだけでなく、採用活動としても有効です。

職人が実際に作業している様子や、外構工事が進められていく過程は、写真と文章だけでは伝わりにくいものです。動画をアップするだけで、説明しにくい・伝わりにくいところが解決するかもしれません。

エクステリア・外構工事業者がYouTubeに動画を投稿する3つのメリット

「ホームページやSNSはわかるけど、YouTubeまでやる必要ある？」と思うかもしれません。しかし、動画の活用方法は前述の通りです。競合他社が動画市場に参入するより先に、一歩リードしましょう。

まずは、エクステリア・外構事業者の動画投稿から得られるメリットについて解説します。

①短時間でより多くの情報を伝えられる

商品の魅力について文章で長々と説明されるより、動画のほうが伝わる情報は多いものです。また、動画だからこそ外構部分の質感や雰囲気が伝わりやすいと言えます。

文章を読むよりも、短時間の動画を見るだけでその魅力をアピールでき、共感も得られるのです。

②豊富な表現方法で印象に残る

動画では、文字や演出を活用すれば表現方法は無限です。BGMや効果音、テロップなど、使い方次第で視聴者の印象も大きく変わります。

楽しく視聴できるエンターテインメント路線もあれば、確かで丁寧な職人仕事を訴える路線もあり。オリジナリティの高い動画で、自社の魅力を印象づけましょう。

③スマホユーザーの増加により多くの人に認知されやすい

今や一人一台スマホを持つ時代。スマホユーザーの増加に伴い、誰でも手軽に動画視聴ができるようになりました。好感度の高い動画がSNSで拡散されれば、ポストやシェア機能で一気に認知度を高まるチャンスもあります。

外構に興味を持つユーザーがどのような情報を求めているかを分析し、そのニーズに合わせた動画を配信することで、集客に繋がることでしょう。

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YouTube動画は自社のサービスに興味を持ってもらうきっかけにはなりますが、ただ投稿しているだけでは契約には繋がりません。適切な運営によって効果がでるためです。「自社で動画やホームページの運営は難しい」という場合には、プロの運営代行業者の利用をおすすめします。

YouTubeのリンク先として、ホームページやオウンドメディアがしっかりあってこそ、動画のメリットを活かして契約に繋げることができます。また、施工事例や実績、自社の強みやポリシーなどが掲載された説得力のあるホームページがあることで、動画から流れてきた人にさらなる信頼感・安心感を持ってもらえるはずです。

造園業や外構工事の集客に精通した集客総合研究所では、YouTube動画作成や、オウンドメディアの運営代行、外構工事の集客に効果的なホームページ制作、その後の運用サポートを得意としています。SEO対策、SNSの活用までの集客アップのためのフルサポートをお任せください。

エクステリア・外構工事業者が動画を制作する際のポイント

「動画制作にチャレンジしたいけれど、ユーザーに見てもらうためのポイントがよくわからない」とお悩みの方もいることでしょう。

ここからは、動画制作で押さえておきたいポイントを解説します。

動画制作の目的を明確にする

まずは、動画で何をしたいか、何を伝えたいかを決めてください。

DIY動画として集客したいのか、自社のイメージアップのためのプロモーション動画なのか、採用動画を目的としているのかなど、目的によって動画の内容も異なります。

ターゲットを設定する

ターゲットを明確にすることで、動画制作の方向性も決まります。外構・エクステリア工事のメインターゲットとなるのは30代です。10代向けのダンス動画を配信しても意味はありません。

新築一戸建てを検討するのは家庭を持っている30代・40代ですが、古いお庭や外構をリフォームしたいという高齢者世帯も視野に入れておくと事業の範囲が広がります。

自社の外構工事の顧客はこれまでにどのような人が多いのか、今後ターゲットを拡大するのであれば、どのような人なのかを考えましょう。

内容・コンセプトを決める

YouTube動画は楽しいエンターテインメントもあれば、真面目なドキュメンタリー、HOU TOモノなど、さまざまな形があります。

外構・エクステリア工事業者であれば、施工事例の紹介、外構の新商品の特徴、DIYの紹介などがあります。視聴者にどのような印象をもってもらいたいのか、何をアピールしたいのかによって、内容・コンセプトが決まるはずです。

動画にストーリー性を持たせる

動画にストーリー性があると、続きが気になって次の動画視聴に繋がりやすくなります。DIYの紹介動画や、施工工事の経過など、「続きは次の動画で！」という演出も効果的です。

外構リフォームや新築工事の動画では、「この状態から、経過はこう！完成はこう！」と、続きが気になる演出で次に繋げる方法もあります。視聴する回数が増えるほど、YouTubeからの評価が高くなり、キーワード検索で上位表示されやすくなります。

話題性を意識する

YouTubeを含むSNSにはトレンドというものがあります。その時流行りのBGMやセリフ、演出、ダンスなど、話題になっているものを取り入れると、思わぬところからアクセスが増えるきっかけとなるかもしれません。

「この情報を伝えたい」という自社の思いはもちろんですが、視聴者が「この動画ためになるから見てほしい」とシェアしてもらえるような内容も意識してみましょう。

最初の5秒を大切にする

動画は最初の5秒でいかに視聴者の興味を引くかが大切です。手軽に視聴できる動画はたくさんあふれている分、興味が持てなければ、他の動画に目移りされてしまいます。

冒頭部分に、動画の核心部分やハイライトシーンを入れるという演出も試してみてください。

まとめ

写真や文章よりも、短時間で視覚・聴覚にアピールできる動画は、集客でも高い効果が期待できます。

しかし、単に動画をアップすればいいわけではありません。興味を持った視聴者が、YouTubeからホームページにアクセスした時に、自社の強みや実績をどれくらいアピールできるかが大切です。さらに、動画制作だけでなく、ホームページやオウンドメディアの内容も十分に精査してください。

「ホームページもYouTubeチャンネルの運営もハードルが高い」「人員が割けない」という場合は、プロの運営会社に相談してみましょう。