オリーブ庭の特徴や育て方を徹底解説!!【シンボルツリーや庭木におすすめ】

おしゃれなお家によく植えられているオリーブの木。自分の家にも植えたいな。と思ったことのある人もいるでしょう。

今回はオリーブの特徴や育て方などを徹底的に紹介していきます。オリーブを育てようと思っている方は参考にしてみてくださいね。

この記事を読んで、「オリーブ」などの相談を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
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目次

庭木にピッタリなオリーブの基本情報

オリーブは果実として食べたりオイルとして使用することで有名ですが、庭木としても楽しむことができます。オリーブとは、モクセイ科オリーブ属の植物

時期を問わず年中緑の葉をつける常緑樹でインテリアとしても人気です。温暖な気候を好みますが、-12℃の寒さにも耐えることができるくらい寒さに強いです。育てやすい果樹なので初心者にもおすすめですよ。

オリーブの木は形や実を楽しむ

オリーブは実の栽培だけでなく鑑賞目的としても優れた樹木。洋風らしさを感じさせる庭木の一種であり、海風も感じさせてくれます。南国風の海ではなく地中海沿岸を連想させてくれるような雰囲気ですよ。

また、オリーブの実は非常に優れており、絞ってオリーブオイルを抽出することもできますし、ピクルスやマリネなどにして食べることもできます。

オリーブの葉も種類によってさまざま。小さく細い葉もあれば大き目の葉もあります。自分の好みのものを選んでみてください。

オリーブの木はシンボルツリーとしてもぴったり

オリーブの木はシンボルツリーとしても楽しむことができます。シンボルツリーとはその庭の顔となる存在。オリーブは年間を通して緑の葉っぱをつけてくれるので、冬でもお庭の顔として大活躍しますよ。

また、目隠しや日陰を作る目的で植えることもでき、おしゃれな見た目でお庭にこだわりたいという人にもおすすめです。

シンボルツリーは新築でお家を建てた人が取り入れることが多いです。家と一緒にオリーブの木が成長していくのを見るのが一番の魅力です。

オリーブを育てる準備をまず行おう!

では、オリーブを育てるためには何を準備したらいいのでしょうか。

鉢植えで育てる際の準備と庭植えで育てる際の準備との2パターン紹介していきます。オリーブを育ててみたいと思っている人は参考にしてみてくださいね。

・オリーブを鉢植えで育てる際の準備

鉢植えでオリーブを育てる場合は、まず鉢を用意します。鉢の大きさはどのくらの大きさにオリーブを育てたいかで決めていきましょう。小さな鉢に植えたらコンパクトに育ちますし、大きな鉢に植えたら大きく育ちます

基本的には苗木の根鉢の大きさよりも一回りほど大きな鉢、7~10号のものを選んでいれば問題ありません。

オリーブの鉢を持ち運ぶことがあるのなら軽くて扱いやすいプラスチック素材を選んでおくと便利ですね。

しかし、通気性や水はけなどの植物の生育のことを考えると素焼き鉢がおすすめです。

・オリーブを庭植えで育てる際の準備

オリーブを庭植えで育てる場合は、オリーブを植えたい場所の土のpHを6.5~7.0程度に調整することが大切です。調整する方法は苦土石灰を使用するのがおすすめ
また、オリーブは日光を好むので日当たりのいい場所に植えるようにしてくたさい。

リビング窓の近くなどに植えれば日よけにもなって、おしゃれさも出せますよ。自分が植えたい場所がオリーブが育つ環境に適しているか確認することが大切です。

オリーブの木の育て方のポイント

オリーブを植えたら、今度はお世話をしなければなりませんね。オリーブの特徴に合わせて育てていくことが立派なオリーブの木を育てる人のポイントです。

オリーブを育てるのが初めてだという人もいると思うので、オリーブの木の育て方のポイントを紹介していきますオリーブを育てるのが初めての人も、経験したことがある人もぜひ参考にしてみてください。

オリーブは日陰はNG|日差しがしっかり当たることが大切

オリーブは太陽の光を求める典型的な陽樹です。日陰に植えるとあっという間に葉の数は減ってしまい色も黄色掛かってしまいます。下の方の枝は枯れてしまいオリーブの木自体がダメになってしまうでしょう。

オリーブには頭頂部から根本までまんべんなく日光が当たる環境が必要です。葉を美しくするためにも、実をしっかりとつけるにも日光は必要不可欠オリーブには日光が必要だということを忘れないようにしましょう。

オリーブは乾燥に強い|合わせて水はけのよい土壌も大切

乾燥に強い樹木であるのがオリーブの特徴です。乾燥に強いということは、水はけの良い場所を好むということでもあります。

水はけの悪い場所だとうまく育たない可能性があるので、どんな土壌なのか確認しておくことも重要なポイント。

また、オリーブは芝生と組み合わせて植えられることが多いのですが、その理由はどちらも日光と水はけのよさが重要だからです育つ環境が同じなので一緒に植えられることも多いのですね

オリーブは周りのスペースに余裕がある場所で栽培する

オリーブは成長する樹木です。鉢植えであれば、鉢の大きさによってサイズを調整したり場所を移動させることができますが、庭植えだとそうはいきません。
周りのスペースに余裕がある場所で栽培しなければ、不格好なオリーブになってしまいます

剪定によって大きさを保とうと考える人も多いですが、オリーブは剪定に向いている木ではありません。剪定をすることで枝や幹は太ってしまいスラっとしたオリーブが背の低い大木に変わってしまうので注意しましょう

オリーブは風に弱い|倒木に注意!

オリーブを育てるときは風に注意してください。オリーブは枝や葉に重量があるため、風に弱く倒木しやすいです。地上に出ている部分は重量がありますが、それに対して根は浅くもろいので暴風で倒れてしまうことがしばしば

強く根付くまでに時間もかかるので、防風対策をしておきましょう。防風対策としては、添え木をしてあげたり、支柱を立ててあげるのが効果的。支えてあげることで強風が吹いても持ちこたえてくれますよ。

オリーブの木の地植え・庭植えのポイント

ここからは、オリーブの木の地植え・庭植えのポイントを紹介していきます。地植えや庭植えはオリーブの木を大きくして楽しみたいという人におすすめです。

外でオリーブを育てようと考えている人は参考にしてみてくださいね。

①苗を植え付ける!|弱アルカリ性の土を選ぶ

1つめのポイントは苗の植え付けです。オリーブの木は水はけのいい弱アルカリ性の土を好みます。オリーブの苗を植える場所から半径1mの場所に、pHを調整するための苦土石灰を混ぜ込みます。

土づくりをするときに腐葉土や堆肥も一緒に混ぜておくと根の張りがよくなるので防風対策にもなりますよ。

また、植え付ける場所は大きく成長したときのことも考えて広い場所を選んでおきましょう。植えつけのポイントは周りの土よりも少し高めに盛って中心にくぼみを作ることです

そして、支柱をで固定しておくのがおすすめです。

②水やりはいらない??|梅雨明けには注意

地植えのオリーブの木は基本的に水やりは必要ありません。苗を植え付けたときはたっぷりと水を与えてあげる必要がありますが、鉢植えのように定期的な水やりはしなくていいのです。

しかし、梅雨明けは乾燥しやすいため水切れに注意しておきましょう。

ただし、土が乾いているからといっていつでも水やりをしていいわけではありません。昼間は気温が高く水やりをすることで反対に根が弱ってしまう場合があります

オリーブの木は涼しくなった夕方から夜にかけて水やりをするようにしてあげてください。

③肥料のポイント|与えすぎに注意

苗を植えるときに腐葉土や堆肥を混ぜておくといいいと紹介しましたが、肥料を与えるときは与えすぎに注意しましょう。

与える時期は開花前の2~3月頃と実をつけた後の10月です。肥料を与えすぎると肥料やけという栄養過多状態になってしまいます。成長を助けてあげるために与えた肥料が根を痛める原因となってしまうので与えすぎは厳禁。

特に、植え付けてすぐは肥料やけをしやすいので温かい時期は植えつけから2週間後、寒い時期は1か月後を目安に肥料を与えるようにしてくださいね。

④オリーブは冬越しが難関|実をつけたい方は必須!

オリーブは育てやすい樹木ではありますが、冬越しには注意しなければなりません。特に、実をつけたいと思っている方はより気をつけておいてください。オリーブの木は冬の寒さを経験しなければ実をつけません。

しかし、霜や凍結に弱いため寒冷地での庭植えには不向きです。寒冷地でオリーブを育てるなら鉢植えで植えて冬場は場所を変えてあげましょう。

根本に藁を敷いたり霜が当たらない場所を選ぶのが冬越しのポイントです。

オリーブの木の鉢植え・プランター植栽のポイント

オリーブの木は鉢植えでも育てることができます。鉢植えとして育てることで寒冷地でも温度調節がしやすくなり育てることができ、室内でオリーブの木を育てることも可能です。

これにより手軽にオリーブを楽しめるようになりますよ。では、プランター植栽のポイントを紹介していきますね。

①苗の植え付け|オリーブの用土を使う

鉢植えで育てる場合は、市販されているオリーブの用土を使用します。オリーブの苗木が販売されている場所なら用土も一緒に販売されていることが多いので、探してみてくださいね。

オリーブは弱アルカリ性の土を使用して栽培します。普通の土を購入するとpHを調整しなくてはならなくなるため、最初からオリーブ用の土を購入すると手間を省けます。

②水やりのポイント|開花時は特に与える

また、鉢植えでオリーブを育てるときは水やりが重要になってきますよ。オリーブの木は乾燥に強い木ですが、水切れすると枯れてしまいます。

土の様子をよくみて土が乾いたときに鉢の底から溢れるくらいたっぷりと水を与えてあげましょう。

地植えのときはほとんど水を与えなくていいので、鉢植えでも水は少しでいいと思われがちですがそれは間違いです。鉢植えのオリーブにはたっぷりと水を与えてあげてくださいね。

また、受け皿の水を放置しておくと根腐れの原因になるのでこまめに捨てる用にしましょう。

オリーブ庭は外からの目隠しや洋風な雰囲気づくりにも◎

オリーブは植える場所を考えれば外からの目隠しとして使用することのできる植物です。地中海を感じさせるような雰囲気で洋風な雰囲気づくりにもぴったり。

グレーやブルー掛かった幹と光沢がありシャープな形状の葉が魅力で現代的な住宅とよく合います新築でお庭に植える植物で悩んでいる人はオリーブを選んでみてくださいね。

オリーブの木の主な種類|それぞれの育て方のポイントも!

オリーブの木には500種類以上の品種が存在します。原産地はアメリカやイタリア・スペインやギリシャなどさまざま。世界中で栽培されているため、自分の好きな種類を選ぶことができるのも魅力です。

品種によってはオリーブの実の収穫時期や含油率が異なるため、用途にあわせて選ぶことも重要なポイントです。ここでは、有名なオリーブの木の種類とそれぞれの育て方のポイントを紹介していきますね。

オリーブの庭木におすすめな品種

まずは、庭木としてオリーブをたのしみたい人におすすめの品種を紹介していきます。

シンボルツリーや目隠し、日よけとしてオリーブを植えようと思っている人はこれを参考に選んでみてくださいね。

ミッション|アメリカ産

ミッションは比較的縦にまっすぐと伸びる樹形になることが多く、横枝はあまり広がりません。スタイリッシュな見た目でシャープなお家との相性は抜群

また、葉っぱは細長くて葉裏が淡い銀色。時間が経つと葉色の一部が落ちることがあるようです。実は3g程度とオリーブの実のなかでは中型。ハート型で塩漬けなどに向いています。含油率も多くもなく少なくもなくといった感じですね。

ルッカ|イタリア産

ルッカはイタリア産のオリーブで、開帳性タイプです。丈夫で成長も早く大木になりやすいのが特徴

病気に強く育てやすいのがメリットですが、果実をたくさんつける年とつけない年を繰り返す「隔年結果」になりやすいです。

お庭の真ん中にどんと植えて木陰を作ったり記念樹として植えるのにおすすめの種類。果実を絞ると良い香りのする柔らかい高級オイルを抽出することができます。大粒のものは塩漬けにして食べるとコクがあって美味しいですよ。

オリーブ:ルッカ 樹高1.2m根巻き
ノーブランド品

チプレッシーノ|イタリア産

チプレッシーノはイタリアのシチリア島でよく見られるオリーブ。直立型の樹形で樹木の高さは低めです。銀葉系の葉は大きめで先がとがっているのが特徴で果実は丸みを帯びた楕円形で2~3.5gと中型です。

ピクルスやオリーブオイルとして食用として利用されます葉が美しいので庭木にはぴったりですよ。

オリーブの実を楽しみたい方におすすめな品種

次は、オリーブの実をたのしみたいという人におすすめの品種を紹介していきます。

オリーブを植えるなら見て楽しむだけでなく実を収穫して楽しみたいですよね。実を目当てにオリーブを植えたい人は参考にしてみてください。

マンザニロ|スペイン産

マンザニロはスペイン原産のオリーブで世界中で栽培されています。開帳型の樹形で横に広がっていくのが特徴。葉は小さく丸みを帯びていて硬めです。果実は3gほどでりんごのような形をしています。

オイルの含量は低めですが、オリーブオイルとして加工される品種でもあります。ピクルスにして食べるのがおすすめですよ。炭疸病に弱い種類ですが小型で栽培しやすいので初心者にもぴったりの品種です。

コロネイキ|ギリシャ産

コロネイキはギリシャで栽培されるオリーブです。ギリシャで栽培されている半分の品種がコロネイキだとも言われているくらい、ポピュラーな品種。拡張型の樹形で葉は小さくとがっています。

果実も小さく1~2g程度。果実自体が小さいためひとつのオリーブからとれるオイルの量はごくわずかですが、高品質なので高級オイルとして有名です。

暑さには強いですが寒さに弱い品種のため3℃以上の環境で育てるのが理想ですよ。

オリーブの剪定の仕方

オリーブは基本的に枝が伸びていく姿が美しいとされています。しかし、中には剪定をしてキレイにしたいと思う人もいるでしょう。剪定をしたいと考える人のほとんど徒長枝がついて木が膨らんだような伸び方になっています。

そんなときは、小さく剪定するのではなく軽くなるように剪定していきましょう。徒長枝は外す必要があるので根本の部分からカットしていきます。それだけでもオリーブの木が軽くなりますよ。

オリーブ庭で気を付けたい病気や害虫は??

オリーブ庭で気をつけていただきたい病害虫は、オリーブアナアキゾウムシ。オリーブアナアキゾウムシは樹皮を好んで食害しながら幹の中に産卵します。幼虫が幹の中を食べ荒らしてしまいオリーブは枯死します。

予防措置としては幹の周りの落ち葉を掃除して雑草も処理しておくのが効果的ですよ。幹が湿っていると皮が柔らかくなり被害を受けやすいので風通しをよくして、幹が湿った状態が続かないようにしましょう。

オリーブ庭を完璧に仕上げたい方はプロに依頼するのも◎

オリーブ庭を完璧に仕上げたいという人はプロに依頼するのがおすすめです。プロに依頼することでイメージに合わせてオリーブが育ちやすい場所に植えてくれます。

また、正しい方法で剪定を行ってくれるので害虫による被害を抑えることもできます。完璧な仕上がりを求めるならプロに依頼してみてくださいね。

オリーブ庭のまとめ

今回はオリーブ庭についてご紹介しました。果実を収穫することが目的でオリーブを育てようと思っている方も、シンボルツリーにしようと思っている方も植える場所に気をつけてくださいね。

自分の求めている目的にあった種類のオリーブを選ぶことで、よりオリーブ庭を楽しむことができますよ。

この記事を読んで、「オリーブ」などの相談を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
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